整理整頓

アートディレクターの「佐藤可士和の超整理術」 本屋で以前、ふと手にとって買ってみた本ですがこれ、読んですごく良かったです。整理って、たとえば机がいつも散らかってどうやったらちゃんとできるだろうとか、そもそも自分が使いやすいようにするにはどうなっていたらいいのかとか、常に頭の隅で悩んでいるものではないでしょうか。

 

最初、机の上のことを想像して読んでいましたが、もっと本質的なことが幅広く書いてある、応用しなければ損な一冊でした。「空間」、「情報」、「思考」の3つに大きく章立てされていて、具体例や実体験をもとに、ここが大切だという感情のベースからそれこそ整理されてわかりやすく書かれているので、共感できるし、理解しやすかったです。

 

思考の整理、情報の整理あたりは、なかなか自分からいい方法を見つけようと思ってあたっていかない限り、空間の整理のように誰かのアイデアとして見えてこないものだと思うので、本がやっぱり有効な情報源だと思います。自分で応用するまでにはかなり多くの見習いたいケースがベースにないと、難しいですよね。

 

印象的だったのは、自分はデザインの仕事をしているけれど、どういうことを自分は期待されているのか。現状をしっかりとお客さんに問診することが基本なところは、ドクターと一緒です。といった内容の一文がありました。職種が違っても、共通項を見つけて深掘りできる視点も真似したいところなのですが、これも整理術につながる話としての導入部分で書かれていました。思考から訓練していかないと、人真似だけでは極められなさそう。整理って奥が深いです。

 

まずは空間の整理から、、、キーボードをしまいたいので、塩ビパイプを4つ買って、いらない板噛ませて上げました。