グランクラスの勘違いで大幅節約!

グランクラス(以下GC)は飛行機のファーストクラスとも言われる、東北・北海道新幹線E5系・H5系の10号車、北陸新幹線E7系・W7系の12号車に連結されている高級な車両です。2011年の3月5日、東京~新青森で運行されるE5系はやぶさから営業開始となりました。

 

1人掛け+2人掛けの3席が6列という、定員わずか18人で、採用シートも本皮シートや絨毯などの上質な資材を採用した贅沢な空間となっていて、E5・H5系ではレカロ、E7・W7系はトヨタ紡織の特別開発シートが採用されています。

 

なので値段も、片道のグランクラスに乗るだけで普通の新幹線移動なら往復できそうな位の値段になります。(E5系"はやぶさ"のグランクラス料金/通常期 大人正規料金:東京~仙台:19,380円。やまびこで特35が取れたら、7,200円ですから全く違います)

 

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専任のグランクラスアテンダントが快適な列車の旅をお手伝い。お食事やお飲み物の提供はもちろん、

車内販売品の購入なども承ります。(JR東日本新幹線サイト「meets新幹線」より)

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憧れのGCはアルコール、ソフトドリンクなど10種類以上のドリンクがフリーで提供されることでも有名ですが、そのためにはアテンダントが乗車する車両を選ばなければいけません。

 

2019年の1月1日から、東北新幹線の 「はやぶさ」・「はやて」 において、シートのみサービスになるとの記載がJR東日本のホームページにあり、アテンダント乗車車両が全くなくなるのかと最初、てっきり私は勘違いしました。

 

GC「シートのみサービス」のご案内

 

後日、JRに電話をして聞いてみたら、長距離の列車(東京~新函館北斗)にはまだアテンダントが乗車するということでした。仙台~東京間を乗る私にとっては、便数が減るということになるという話で納得しました。しかし、どれが何号かなんて、あまり覚えていないような、時刻表を見ないとわからない人にとってはこの表記はわかりづらい。

 

新年1発目だからGCに乗ってみたいなと思ったけど、その日からシートのみになると書いてあったので、なんだ、がっかりだ。と思いながらトクだ値35のやまびこを買ってしまったではないですか。そんなきっかけがなかったらGCなんて乗ろうと思わないんですから。

 

グランクラスにもアテンダントとシートのみと2種類あることは、以前いちどだけ記念日に、奮発して1人で乗った(写真)時に調べた記憶があったので、少しでも長く乗っていられる「やまびこ」にすれば得だけど、やまびこはシートのみサービスしかなかったので、はやぶさの切符を買ったのを思い出したので、「はやぶさ」がシートのみになった = もうアテンダントがいないのか。と思ってしまったんですね。知らないほうが悪い、※に書いてあるのを良く読まないからだと言われればそれまでですが、もう少し万人にとって、わかりやすい表記にならないですかねえ。まあでも、今回は3人分の切符だから、差額36,540円の大幅な節約にはなりましたけども。やっぱり乗るなら始発から終点まで乗らないともったいないですね。いつかまた乗りたいなあ。